100th Anniv. PROJECT

100周年記念事業
プロジェクトのご紹介

オルバグループが創業100周年を迎えるにあたり、8つのプロジェクトがはじまりました。

創業から100年の時を経て、オルバグループは8つの会社、50を超える事業拠点、
1,500名以上の従業員数を擁し、地域におけるヘルスケアの課題に日々取り組んでいます。
このような大所帯になったオルバグループの心をひとつにする取り組みが、この100周年記念事業です。
グループ全員が力を合わせたプロジェクトがひとつながりの輪になったとき、
オルバグループは、次のステージをめざして新たな階段をのぼりはじめます。

1999年に制定したわたしたちの「社員憲章」は、企業のあるべき姿を示す指針であり、グループが成長するうえでの礎となってきました。しかし、制定から20年が経過し、わたしたちの事業を取り巻く環境や組織構造は大きく変わりました。これを受けて2019年4月にスタートしたのが、社員憲章改定プロジェクトです。
新・社員憲章では、これまでグループが長年大切にしてきた「フェアーな競争と取引」「競争の成果は価値創造のために再投資する」「フリーライディングの禁止」「成長意志」といったキーワードは変わらず引き継ぎながら、「ビジネスを通じて、医学・医療・介護の発展に貢献し、国民の健康長寿に寄与する」というグループのパーパス(存在意義)を明示しました。また、近年重要視されている「持続可能な経営」「ダイバーシティ」「健康経営」といった要素も新たに加えました。
社員憲章
わたしたちは2000年に東証二部に上場して以来、「いつかは一部へ」という思いを持ち続けてきました。そこで必要とされていたのは、経営体制から現場の営業活動に至るまで、企業活動のすべてのレベルをさらに一段引き上げることでした。二部上場以降も、真摯に業務に向き合いお客様からの信頼を積み上げるとともに、ルール・規程の整備をはじめとする内部体制の充実につとめるなど、地道な努力を重ねてきました。そしてこの間、多様な会社がグループに加入したことによるグループシナジーの追求もはじまりました。
そして、東証一部指定が叶う水準に達した2019年、満を持して本プロジェクトがスタート。約20年にわたって積み上げてきた企業価値を申請書類に落とし込む作業は9か月に及びました。膨大かつ複雑な業務ではあったものの、各社から選ばれたプロジェクトメンバーが一丸となって協力したことで、2020年2月21日に晴れて指定の承認を受けることができました。
2000年 東証二部に上場時の写真
健康経営優良法人
健康経営とは、従業員の健康保持・増進の取り組みが将来的に収益性を高める投資であると考え、健康管理を経営的な視点から戦略的に実践することです。
2017年より「従業員のみなさんやそのご家族が健康に生活していける環境づくり」をめざし、健康診断受診率100%の達成、就業時間中の禁煙、残業時間の削減、有給休暇取得推進などに取り組んできました。これらが実を結び、2020年3月には経済産業省が主導する健康経営優良法人認定制度において「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の認定を受けることができました。今後も引き続き、従業員の健康維持・増進につながる取り組みを積極的に推進し、ヘルスケア企業グループとしての社会的責任を果たしてまいります。

これからの100年に向けて、
企業理念である社員憲章を
グループ全体で共有し
強い組織づくりをめざします。

プロジェクトの目的

私たちの企業理念である「社員憲章」を組織内で共有するための
諸政策を実施する

グループ会社間の交流を促進し、グループのシナジー効果を追求する

わたしたちの企業理念である「社員憲章」では、「ビジネスを通じて、医学・医療・介護の発展に貢献し、国民の健康長寿に寄与する」という存在意義(パーパス)を掲げ、「企業がどのようにあるべきか」を従業員全員が共有できるようにしています。
100周年を迎えるにあたり発足した理念共有プロジェクトでは、社員憲章への理解をさらに深めるとともに、「お客様に何を提供するか」を明確に示すブランドステートメントを設定しました。グループ各社から集められたプロジェクトメンバーが、社員一人ひとりの道しるべを作ることで、組織内での理念の共有を進めています。

プロジェクト概要

Step:1 調査・分析

プロジェクトの目的・理解・事前調査・
SWOT分析・前島社長との面談

  • 顧客のイメージ調査
  • 外部/内部環境の分析
  • 前島社長面談
Step:2 作成

ブランドステートメントとタグラインの作成

  • ブランドステートメント作成
  • タグライン作成
Step:3 浸透

理念浸透に向けた活動

  • 理念浸透ツール作成

グループのさらなる発展をめざし、
創業100周年の節目に商号を変更。
「オルバ」に込めた想い。

創業100周年の節目の年を記念するとともに、今後の発展に向けた新たな船出を象徴する取り組みとして社名変更を決断し、本プロジェクトを立ち上げました。
多数の候補のなかから、オリジナリティにあふれ、シンプルで響きのよい「オルバ」という社名を導き出すとともに、当社のアイデンティティを明確にするために、「ヘルスケア」を社名に入れました。
オルバという新しい旗印のもと、グループ内連携や企業文化の醸成を進めてまいります。

2004年~2020年までのロゴ 2021年~のロゴ

社名について

【新商号】オルバヘルスケアホールディングス株式会社

オルバヘルスケアホールディングスの「オルバ」には、ひとつにつながった楕円形を表す「オーバル=OVAL」と、軌道を表す「オービット=ORBIT」という2つの言葉の意味が込められています。ここに私たちは「地域のヘルスケアにおいて、人と技術がつながりひとつの円になる未来をめざし、グループの軌道を示す」という想いを託しています。

「オルバ」の説明図

アルファベットに込めた想い

ONE 連携

ヘルスケアを支えるため、グループがひとつになる

お客様、そして社内外のビジネス・パートナーとの連携を深め、
国民のみなさまが健康に長生きできる地域のヘルスケアを支えます。

LEARN 成長

医学・医療・介護への貢献をめざし、学び続ける

一人ひとりが、謙虚に学び、成長することで、
医学・医療・介護の発展に貢献できる組織となります。

BENEFIT 信頼

常に満足いただける、信頼される存在になる

最先端の情報と革新的な機能と技術をスピーディーにお届けし、
みなさまの期待に応えるサービスを提供します。

ACTION 探求

挑戦を恐れず、グローバルフロンティアを探求する

さまざまな方々と積極的に交わり、グローバルな視点でフロンティアを探求します。持続的な成長のために、倫理観を持ち、誠実でフェアーな姿勢を心がけます。

次の100年に向けた第一歩を、
若い力で作り出す。

将来オルバグループを牽引する次世代のリーダー候補をプロジェクトメンバーに選出。メンバーたちは4つのチームに分かれ、グループの過去を知り、現状を分析し、20年後のグループのありたい姿を自由な発想で創造しました。その成果と実現のためのシナリオを100周年記念式典で発表します。

プロジェクトの目的

20~30代の社員が自由な発想で、
20年後のグループのありたい姿を創造する

プロジェクト概要

事前研修 2020年6月〜9月
  • ■自身の強み・弱みを測る能力診断
  • ■1on1コーチング
  • ■e-learningや読書を通じた能力開発
過去を知る 2020年10月〜12月
  • ■前島社長からのメッセージ
  • ■グループの歴史を知り、解釈する
現在地を知る 2020年12月〜2021年1月
  • ■環境分析のフレームワーク学習
  • ■外部環境分析、社内の現状調査、
    他業界の構造分析
20年後を描く 2021年2月〜6月
  • ■中長期環境変化の予測
  • ■グループのありたい姿と、実現のための施策検討
100周年記念式典にて成果発表